探偵と第三者

尾行や張り込みをしている人間は、第三者目線から見る事で、怪しさを隠す事ができます。

例えば、知人などに頼んで、誰かしらを尾行して貰い、自分がその知人を付けてみると、尾行している人間がどの様にすれば周囲に溶け込めているかを考える事が出来るのです。

この二重尾行は、探偵を育成する専門学校などでも教えるところはありますし、尾行をする姿を客観的に見る事が出来るのです。

尾行をする際の心構えとしては、尾行対象に見つからない事が一番大切ですが、その際に臆病になりすぎてもいけません。

尾行対象の死角に入る事もテクニックの内ですが、物陰に隠れながら尾行をしていたら、不審者そのものですし、もしも、対象が周囲を気にしている様な素振りを見せたら、無理に隠れる様な行動ではなく、通行人として堂々としている事が大切なのです。

そして、相手を尾行しているだけでは、どうしても行動が後手にまわってしまうので、対象の行動を見越して先手を打つ事が大切であり、対象が電車に乗ろうとしている事がわかれば、すぐ電車に乗り込める様な場所にいなければいけません。

この様に、尾行をする時に大切なのは、第三者から見ても不自然に見えないほどに周囲に溶け込みながら、調査対象者の心理も読んで、行動が後手に回らない様に準備する事です。